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2017.03.30 |

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2人の背中。

2016.02.29 | 23:26



                     



2月ももう終わりですね〜。

しかも。

今日は2月29日。

宇宙のからくりが創り出した。

不思議な1日。




今回の記事は。

トラミのごくごくプライベートな内容でございます〜。

ご興味のない方は。

どうぞ、スルーでお願いいたします。





                 



実は…というほどのことでもないけれど。

このブログにも何度か登場している。

トラミのおとんとおかんは。

大阪でお店を開いている。



トラミが物心がつく頃から。

ずっとずっとお店で働いていた。

おとんが独立して。

「自営業」という形になってからは。

28年が経つ。

赤ちゃんが成人して。

結婚して。

子供が居てもおかしくないほどの年月。




いわゆる。

バブリーな時代には。

バブリーなほど売れていて。

お店は3店舗まで増えたけれど。


いわゆる。

日本経済の不景気な時代に合わせて。

お店も徐々に不景気の煽りを受けた。



トラミは。

その一部始終を。

すぐ傍で見届けてきた一人と言える。



不景気とはいえ。

幸いなことに。

そこまで深刻な状況に陥ることはなく。

生活に困るほど不景気になることはなかったし。

うちのおとんもおかんも。

比較的、あっけらかんとした人間なので。

28年間続けてこれたのだと思う。



うちのお店は年中無休で。

定休日は元旦の1日だけ。

トラミが子どものときから。

ずっとずっとそうだった。



ずっとそうだったので。

それを不思議に思うこともなく過ごしてきた。



夏休みに家族でどこかに行ったり。

日曜日に家族で出かけたりすることも。

ほとんど無かった。

だけど、なぜだか。

それを悲しく思うこともなく過ごして大人になった。




住んでいた家とお店は。

隣町同士だったので。

学校から帰ってもおかんは居なくて。

トラミとお兄ちゃんは。

鍵っ子になった。



家に帰ったときに誰もいない、というのは。

唯一淋しかったけれど。

犬のマリーが待っていてくれたので。

そこまで悲しくもなかった。



お店が大忙しだったときも。

おかんは夕方になると。

毎日必ず家に帰ってきて。

トラミとお兄ちゃんに。

美味しいごはんを作ってくれた。

家の用事を済ませて。

また慌ただしくお店に戻って行くおかんを。

なんだかんだと理由をつけては。

引き留めたりもした。



お店に遊びに行って。

社員やバイトのお姉ちゃんやお兄ちゃんに。

遊んでもらうこともたくさんあったけれど。


「お客さんの邪魔になるやろ」


と、おとんにしょっちゅう怒られていた。




トラミが成長するにつれて。

お店へ遊びに行くこともだんだん少なくなったけれど。

おとんとおかんは。

毎日毎日お店へ行く。



そして。

同じ時間にお店を開けて。

同じ時間にお店を閉める。

「今日は、こんなお客さんがきたで。」

「今日は、売り上げがこんだけやったわ〜=3」

と、夫婦で毎日お店の話をしている。



周りで一緒に商売をしている人たちとも。

色々な交流があって。

色々な物をもらったり、あげたりしている。

トラミが知らない、たくさんの人たちと触れ合っている。




そうやって。

毎日が同じようで。

全く違う毎日を。

おとんとおかんは28年間。

あのお店で働いて過ごしてきたのだ。



2人は。

なんのこともなげに。

お店を経営し続けてきたように見えるけれど。

もし。

「お前もやれ」と言われたら。

果たして。

トラミに同じことができるだろうか?



きっと。

絶対にできないだろうな、と思う。



トラミやお兄ちゃんには見せていなかった苦労が。

きっと山ほどにあったと思う。

子どものときには気付けなかったけれど。

大人になった今では。

それは想像するに容易い。




そうやって。

ずっとずっと。

毎日当たり前のように。

働く2人の背中を見続けてきた。




だから。

トラミは全身で思うのだ。


「働くことは生きること」

「働くことは当然のこと」


だと。



「働く」ということは。

なにも「お金を稼ぐ」ということに留まらない。

誰かのために。

生きるために。

明日のために。

自分のために。

「働く」のだ。



言葉で諭されたことは一度もない。

だから、おとんもおかんも。

こんなことは考えていないのかもしれない。

それでもいい。

トラミは両親からそのことを教わったのだと。

信じている。




そんなトラミは。

やっぱり。

働かずにはいられない性分となり。

今日も明日も。

ちまちまと働き。

ちまちまと生きていく。






              






そのお店が。

本日、2016年2月29日をもって。

完全にシャッターを閉めることとなった。




おとんもおかんも。

充分に年を取ったし。

まだまだ元気な間に。

お店を閉めて。

好きなことをしてほしい。




そんな。

トラミとお兄ちゃんからの提案に。

やっと2人が首を縦に振り。

閉店する意思を固めてくれた。




閉店準備を昨年末から始め。

お店の片づけや手続き全てに渡って。

特別な業者に頼むことなく。

おとんとおかんが2人でやり遂げた。

昔一緒に働いてくれたスタッフや。

近所のお店の人。

常連のお客さんたち。

沢山の人たちの手を、いっぱい借りた様子だけれど。

2人が。

このお店で紡いできた人脈があってこそなのだと思った。







               






商品がなくなり。

ガランとしたお店を見て。

トラミは結構悲しかったけれど。

当の本人たちは。

なんだかスッキリとした顔をしていた。





今日の夕方。

おとんから。

電話がかかってきて。

「無事に、お店の鍵も返してきたよ〜!」

と報告があった。


「寂しくないの?」


というトラミの問いに。


「全然、寂しないよ!すっきりしたわ〜=3」


という返答。

決して。

強がりなどではない。

清々しい声だった。





そして。

次の瞬間。


「さーて。明日からも忙しいわ〜。

家の中片づけて。違う仕事も探そう〜。」


とさらりと言った。





               





2人の人生は。

まだまだこれからのようだ。



でも。

せっかくなので。

とりあえず言っておきます。



「今日まで、ほんまにお疲れさまでした。ありがとう。」







                 


※トラミにとっての記念日記。長くなりました(笑)
               

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2017.03.30 |
コメント
泣いてしもたわ(T ^ T)
さいしょ、宇宙がどうのて見て、また言うてる〜!と思ってたら。。笑
いや、でもうるう年もすごいよね!(^^)

ほんまにすごいことやなぁ。
自分の力で会社を起こすなんてわたしには考えも及ばないわ。しかも28年て。
トラミ兄妹の提案もステキやね。
さすがトラミ一家!!大好き(⌒▽⌒)

親がどんなにすごいのかって、年々感じるよね。思春期の自分を叱ってやりたいよ。笑
  • にゃー
  • 2016.03.18
  • 20:23
にゃーにゃー!コメントありがとうね〜。
泣いてくれたん(笑)なんとまぁ、優しい子だよぉ。この子は。
私もにゃー大好きよ☆

でも、親の有り難さってやつは、こんな大きくなってからじわじわと気づくもんやね〜。
思春期には、なにを言ってもわからんのよね。
そんなことを色々と理解したうえで、ぶりこを育てていくのだぞ。親になるとは、ほんまに大変なことやね。
でも、にゃーは絶対いいお母さんになれると思うよ。
楽しみに見てるからね☆
  • トラミ→にゃー
  • 2016.03.20
  • 22:55
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